遊離リノール酸とは
リノール酸とは、ベニバナ油やナタネ油、トウモロコシ、大豆などに多く含まれている、コレステロール値や血圧を下げる成分として知られています。
食用油のリノール酸は、正式には中性脂肪といって、1つのグリセロール(アルコールの種類)に3つの(トリ)脂肪酸が結合したものだそうで、直接肌に塗っても何も効果はないようです。
そこで、サンスターはグリセロールと切り離し、脂肪酸が1つだけになったもの「遊離リノール酸」を使った成分「リノレックS」を開発したそうです。
この成分は、メラニンの合成に必要なチロシナーゼそのものを分解して量を減らすので、シミのもとがつくられにくくなるといった効果があるそうで、従来の美白成分よりも期待できそうな成分だと個人的には感じます。
ちなみに、この遊離リノール酸という成分は、味噌にも含まれているそうで、味噌も美白効果のある食材として注目される日も近いかもしれませんね(^-^)
投稿:haru | 2006年08月06日 12:56 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
アルブチンとは
美白化粧品によく配合されているアルブチンとはどんな成分でしょうか?
アルブチンには、α- アルブチン と β- アルブチン とがあり、どちらもハイドロキノン誘導体です。
古くから化粧品に配合されていたのはβ- アルブチンなのですが、αアルブチンのほうはチロシナーゼに直接作用しβ- アルブチン に比べて10倍以上強力にメラニンの合成を阻害する新しい原料で、さらにハイドロキノンに比べ皮膚への刺激はほとんどなく安定した成分ということで注目されています。
α-アルブチンは、ハイドロキノンの糖誘導体で、コケモモなどの植物に含まれる成分です。
原料的には糖とハイドロキノンから合成して作られており、無職の針状結晶で、水やアルコールによく溶ける性質を持っています。
メラニン色素合成の鍵を握るチロシナーゼという酵素の活性を抑える作用に優れているので、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ美白化粧品に使われることが多いです。
β-アルブチンはウワウルシといわれるツツジ科のハーブに含まれる一成分として知られています。シミ・ソバカスは太陽光の中の紫外線・ストレス・大気汚染などにさらされることで肌の中で活性酸素が発生し、メラノサイト(色素細胞)内でチロシンが酵素チロシナーゼによってメラニン色素に変換されることにより発生します。
β-アルブチンはメラノサイト内で酵素チロシナーゼに直接作用してメラニン色素の生産を抑制することにより美白効果を示すと言われています。
ちなみに、α-アルブチンは、江崎グリコが開発したらしいです。
キャラメルだけじゃないんですね、グリコ!!
投稿:haru | 2006年08月02日 19:08 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
コエンザイムQ10とは
コエンザイムQ10(CoQ10)は1957年にアメリカで発見された成分です。
その後、世界で初めての製造法を確立したのは発見したアメリカではなく、1967年に日清製粉株式会社(現:日清ファルマ)が確立したそうです。
ただ、日本では医療用医薬品(心臓病の治療薬)としての利用にとどまっていたのが現状でした。
その後、2001年にようやく日本でもサプリメントとしての認可が下りました。
そして2004年10月に化粧品としての認可も下り、あるある大辞典なんかの影響で大ブレークしましたね。
コエンザイムQ10には、抗酸化作用(細胞を活性酸素から守る)があり、アンチエイジング成分として広く知られておりますが、食べ物から摂取することは難しいようです。
もともと体にある成分ですが、20歳を境にどんどん減っていき、80歳には半分になってしまうそうです。
よって、20歳を超えたらサプリメントなんかで補給するのが良いそうです。
私も大流行した2年前は、1日の摂取量の上限は100mgなんで、それを目安にサプリも飲んでましたし、化粧品も使いましたが、結構財布に厳しいんですよね・・・
流行も落ち着いて、ドラックストアなんかで値引きでもされていれば、また飲み始めようかなぁと考えてます。
投稿:haru | 2006年07月25日 22:31 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
アスタキサンチンとは
アスタキサンチンとは、サケ、イクラ、エビ、カニなどに含まれる天然の赤い成分です。
トマトのリコピン、β-カロチンなどと同じカロチノイドの一種ですが、その抗酸化力は、ビタミンEの約1000倍、β-カロチンの約40倍、コエンザイムQ10と比べても約150倍と高く、天然成分では最強のアンチエイジング成分です。
特に肌老化に直接影響する紫外線老化を抑制するチカラは絶大で、他の抗酸化成分の追随を許さない圧倒的なパワーを誇ります。
その抗酸化力は、シミ、シワ、たるみの原因になる紫外線による一重項活性酸素さえ消去できます。
サケはもともと白身の魚らしいです。
それが、海でオキアミやエビを食べることにより、アスタキサンチンを蓄積して、サーモンピンクになるんですね。
ちなみにオキアミも、生まれつきこの成分をもっているわけではなく、オキアミの餌であるヘマトコッカスという藻類が紫外線から身を守るために生成します。
河を逆行して遡上するときに大量の活性酸素が発生しますが、それに耐えられるのもこの成分のおかげなんです。すごいぞアスタキサンチン!!
サケはイクラにアスタキサンチンを託して、産卵後、白身に戻って息を引き取ります。
このような成分が化粧品にも使われているんで、すごくすごく興味があります。。
投稿:haru | 2006年07月24日 19:12 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
界面活性剤とは
界面活性剤とは水分と油分を混ぜ合わす(乳化という)ために必要で、石油系合成界面活性剤と植物性界面活性剤に分類されます。
界面活性剤は別名乳化剤ともいいます。
たとえばサラダドレッシングなどは、水(酢ですが)と油が分離していて、使う前には良く振って混ぜますよね?でもしばらくすると層に分かれます。
しかしこのドレッシングに、卵の黄身を入れてかき混ぜるとマヨネーズになります。
卵黄に含まれる成分レシチンが界面活性剤として乳化させる作用があるからです。
このように混ざった状態を長期間安定維持できるのが、界面活性剤というわけです。
基礎化粧品、シャンプー、歯磨き粉などでよく使われているのは、石油系合成界面活性剤です。
石油系合成界面活性剤はコストが安く、良く泡立つようですが、人体にも環境にもあまり好ましくないようです。
トリエタノールアミン、ラルリル硫酸塩、発泡剤などという成分表示があれば、それは石油系界面活性剤なんですね。
ロハスが話題になっていますし、石油系界面活性剤を使わない基礎化粧品を作ってくれるメーカーがもっと増えればいいのにと、個人的には思います。
多少コストが上がっても、環境にも配慮した商品を望みます。
ただ、石油系界面活性剤にも種類は2000種類以上もあるようで、中には良いものもあるみたいですね。
要注意の石油系界面活性剤は
●ラウリル硫酸Na
●スルホン(スルフォン)酸Na
●ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
●ラウレス硫酸Na
●キシレンスルホン酸アンモニウム
●パレスー3硫酸Na
●パレスー3硫酸アンモニウム
●ラウリル硫酸アンモニウム
などは、人体にも環境にも良くないようです。
製品選びにも十分注意が必要ですね。
投稿:haru | 2006年07月20日 18:03 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
コラーゲンとは
コラーゲンは、繊維状たんぱく質とも呼ばれ、人間の体を構成する全たんぱく質の約1/3を占めています。
コラーゲンの体内含有量は20歳までがもっとも多く、それ以降は減り続け、40歳代には約半分にまで減るそうです。
皮ふが老化する最大の原因は、コラーゲンの新陳代謝が衰え、コラーゲンが古くなって、柔軟性がなくなり、水分を保つ場所も狭められることだそうです。保湿力が衰え、カサカサの皮ふになり、光沢、なめらかさもなくなるんですね。
30歳を超えたらコラーゲンの補給が重要ですね。
ニッピコラーゲンの商品レビューで、ナノコラーゲンを使った商品をレビューしています。
投稿:haru | 2006年07月17日 17:50 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
レチノール(ビタミンA)とは
レチノールは、ビタミンAの前駆体です。
ビタミンAにはレチノールのほかに、β-カロテン(キャロットが由来)があり、夜盲症に効果があります。
表皮のターンオーバー(細胞の生まれかわり)を早め、オイリー肌の皮脂の分泌を抑える効果があるそうです。
海外ではニキビ治療薬として濃度の高いものが市販されているようですが、日本の化粧品に入っているのは濃度の薄いもので、高いのは皮膚科などで処方してもらう必要があります。
ビタミンA は皮膚の角化作用を正常にし、粘膜を保護する役割をもっていますんで、ビタミンCで内側から美白して、ビタミンAでターンオーバーを促進するのが流れ的には良いんだと思います。
保湿成分とともに乾燥小じわスキンケア化粧品に配合するとよいとされており、シミ・シワ対策の基礎化粧品によく配合されてますね。
レチノール。要チェックです!!
アテニアのナイトパワリングジェルに配合されてました。
投稿:haru | 2006年07月16日 17:18 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
ビタミンC誘導体とは
今日はビタミンC誘導体について書きます。
そもそも誘導体ってどういう意味なんでしょう?
調べてみたところ
「ある化合物の一部を他の原子や官能基で置換した化合物、を指す有機化学用語。「○○誘導体」という表現が用いられる。」
とのことです。ようは化合物を改良した化合物ってことですかね?
もともとビタミンCには、
皮脂の分泌抑制、角栓を開く、抗酸化作用、コラーゲンの生成促進、メラニンの還元作用、メラニンの生成抑制、色素沈着抑制など様々な働きがあると言われています。
しかし、ビタミンC単体では壊れやすく、肌に浸透しにくいことが難点だそうです。
そこで開発されたのがビタミンC誘導体なんですね。
ビタミンC誘導体とは、美白作用があるビタミンCよりも角質層の透過がよく、より長い時間皮膚内にとどまるように改良された美白成分です。ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性があります。
水溶性:
水溶性のビタミンC誘導体は、ローションタイプの化粧品(化粧水)などに使われています。純粋な「ビタミンC」に比べ、約8倍の量が肌細胞に取り込まれ、その効果は12時間以上持続します。
●リン酸アスコルビルナトリウム
ニキビの抑制、改善、皮脂分泌抑制効果があり、化粧品メーカの「ビタミンC配合化粧水」などによく使用されています。
●リン酸アスコルビルマグネシウム
ドクターズコスメのVCローションに使用されることが多い成分です。
リン酸アスコルビルナトリウムとリン酸アスコルビルマグネシウムでは、効果に大きな違いはないのですが、使用感がかなり異なります。
マグネシウムの方が刺激が少なめです。
生成コストはマグネシウムの方が高いため、安価な製品には含まれていません。
油溶性:
油溶性はオイルに配合しやすいため、クリームやジェルタイプの化粧品に使われています。水溶性よりも肌への浸透率がさらに高く、24時間以上その効果を持続します。
●テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(=VCIP)
表皮に存在する「エステラーゼ」という酵素によって、「ビタミンC」と「脂肪酸」(パルミチン酸)に分解されます。「水溶性ビタミンC誘導体」に比べて肌への吸収率が高いので、もっとも効率のよい「ビタミンC誘導体」といわれています。また、「水溶性ビタミンC誘導体」に比べて塗布後の乾燥も少ないため、乾燥からくるニキビや、敏感肌の方には油溶性がおすすめです。
ビタミンC誘導体が、皮膚の内部へ入っていくと、細胞からリン酸基を切る酵素が分泌され、メラニン色素に近づくとビタミンCに変化し、新たなメラニン色素の生産を抑えてくれます。
また、ビタミンCは、皮膚の内部でコラーゲンの合成を促進、保湿を促してくれるので
小ジワやたるみを防止し、美白・肌の若返り効果があると言われています。
ビタミンC誘導体が含まれる化粧品は、紫外線で分解しやすいので、容器や保管場所などに注意が必要です。
また、最近では、
水溶性ビタミンC誘導体の特徴・・・表皮改善
油溶性ビタミンC誘導体の特徴・・・真皮改善
この2つの特徴を併せ持った進化型ビタミンC誘導体というのもあるそうです。
APPS・アプレシエとも、呼ばれているそうで、リン酸型ビタミンC誘導体にパルミチン酸を付加、親油性を獲得した新しい水溶性ビタミンC誘導体だそうです。
こうしてどんどん化粧品の原料も進化していくんですねぇ。
※ビタミンC誘導体化粧品の商品名に「ビタミンC誘導体」を使うことを厚生労働省が禁止しているそうです。
投稿:haru | 2006年07月10日 20:08 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
パラベンとは
パラベンとはパラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、ほとんどの化粧品関係に含まれているのではないでしょうか?
薬事法で「アレルギーなどの皮膚障害を起こす恐れのある物質」として表示が義務づけられているため、医薬部外品などの化粧品でも表記はされています。
ただ、この表示指定成分というのも、20年以上前に定められたもので、現在はパラベンもそのときよりもどんどん改良されているでしょうし、あまり鵜呑みにするのはどうかと思います。
パラベンは、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンと5種類あります。ブチル・プロピル・エチル・メチルの順に防腐剤としての効果が高いそうですが、肌への負担も大きいので、化粧品ではエチル・メチルが主に使われているそうです。
メチルパラベンは食品保存料として使われているものですし、安心のようです。
エチル、ブチル、プロピルは、環境ホルモン物質の疑いがあり、これが体内のホルモンと結びつくと、ホルモンバランスをくずす可能性があるそうです。(ホントか!?)
パラベンには肌への効能はなく、防腐剤の役割をはたすのですが、パラベンが原因で皮膚障害(アレルギー)を起こすという人がたまにいるようです。ただ、今ではパラベンによってアレルギーを起こす人は約0.3%程度らしいので、そんなに気にする必要はないように思います。
結局、パラベンが入っていない化粧品にも、別のわけのわからない防腐剤が入っていると思うので、パラベン無配合をアピールした化粧品は余計怖いように思います。
もしも本当に何も防腐剤が入っていない化粧品ならば、顔に塗って睡眠中に顔の上で腐ってしまってるんじゃないかと、心配で眠れないっす(冷汗)
まぁそのような商品にもキャリーオーバーで、あらかじめ各原料に「原料を安定させる目的」で配合されているのが実情のようですが。。(これは成分表示の対象外になります)
今日の教訓:
パラベンが入っていないからって安全なわけじゃない!
投稿:haru | 2006年07月03日 12:54 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)
アルガンオイルとは
今日は化粧品成分のご紹介をさせていただきます。
初回はアルガンオイルについてです。。
アルガンオイルとはモロッコにしか生息しない「アルガンツリー」と言う木の種子から抽出した
非常に貴重なオイルなオイルです。
さらに、モロッコの中でもエッサウィラ&タルーダント周辺の限られた地域でしかなく、
この地域の気候風土にぴったり合った木で、他の場所に移植しても枯れてしまうそうです。
優れた抗酸化効果があるビタミンEを豊富に含み、ビタミンEの効果でお肌が柔らかくなって、
くすみを取り除き、透き通るお肌になります。

アルガンオイルの特徴
現地では10年若返ると珍重されている
優れた保湿力で乾燥を防ぐ
肌を活性化し、肌質改善、老化防止の効果が高い
ビタミンEが豊富(オリーブオイルの4倍以上)
アテニア化粧品のクレンジングオイルは日本で初めてアルガンオイルを配合したそうです。
化粧品レビューサイト(アテニア)に詳細を書いておりますので、興味ある方はご覧下さい。
投稿:haru | 2006年07月02日 00:13 | 化粧品成分 | コメント (0) | トラックバック (0)



















