ラメラ構造とは

ラメラ構造についてのご紹介します。

皮膚組織は真皮、表皮の2層からできていることは有名ですね。

真皮は、繊維芽細胞が作るコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどで満ちていて、主に皮膚の弾力を保つのに重要な役割を果たしています。

表皮は下端の基底層で生まれた表皮細胞が、徐々に成熟(角化)しながら、有棘層、顆粒層と上に押し上げられていき、最終的に死んだ角質細胞となり角層を作ります。

この角層を守るのが、角質細胞のまわりを取り囲む細胞間脂質のラメラ構造です。

ラメラ構造は脂質と水溶性成分(天然の保湿成分NMFと呼ばれる)が交互に折り重なるようになっている状態が正常です。
しかし紫外線や加齢などの影響を受けると崩れがちなため、健やかな働きができなくなってしまうんですね。

ラメラ構造に働きかけて整えてくれるスキンケア化粧品もチェックしていく必要がありますね。

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